おいしい水は寿命を延ばす!?
人間は、水がなければ生きていけません。
それもそのはず、体の約6割か7割ほどが水分なのですから。
どんな水を使うかによって、おいしいお酒やおいしい豆腐ができるように、おいしい水は健康な体の源だということになります。
では、一日にどのくらいの水が必要なのでしょう。
それは、体から出る水分を計算すればわかります。
尿として1.5リットル、汗として0.5リットル、そじて呼吸によって0.5リットル失われます。
つまり、合計2.5リットルの水を補給しなければならないというわけです。
日本人の場合、飲み物として1リットル、食べものから1リットル、食べものの中の炭水化物などが胃腸の中で消化されたときに出る水が0.5リットルとなってます。
人間、食べ物がなくても数日から数週間生き延びれますが、たった3日、水をきらしただけでも脱水症状を起こして死んでしまいます。
体の水分の20%が失われると、もう生きていけません。
ところで、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス(カフーカス)地方、南米のアンデス地方、中国のウイグル地方、山梨県上野原市の棡原地区など、世界には長寿で有名な地方がいくつもあります。
そこに住むお年寄りは、いつまでも若々しく元気だとか。
長寿の秘訣はいろいろありますが、山々に囲まれて、ミネラルの豊富な雪解け水を一年中飲めるのも、大きく影響していることでしょう。
おいしい空気とおいしい水。
この二つが、何物にもまさる健康食品なのです。