乾燥する冬、なぜ衣服に静電気がたまりやすい?

静電気は冬に乾燥したときにはよくたまるけれど、夏や梅雨どきにはたまりません。

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どうしてでしょう?

静電気は、衣服が電気を通さない材質や状態のときにたまります。

 夏や梅雨どきには、湿度が高かったり汗を吸い込んだりして、繊維が水を含んでいます。

線維が水を含むと、水を伝わって電気が流れます。

それで、夏や梅雨どきには静電気がたまりにくいのです。

その反対に、乾燥した冬は線維が水を含まないので静電気がたまりやすくなります。

また、水を吸いやすい木綿より、水を吸いにくい合成繊維やウールのほうが、静電気はよくたまります。