食べ物の雑学
みりんは日本独特の調味料の一つで、正確には酒類の一種に分類されます。
花の蜜は薄くて水っぽいですが、ハチミツは濃くてドロリとしています。
味噌は大豆からつくられます。 スーパーなどには数種類のメーカー品が置かれていますが、味噌は全国各地でそれぞれ独自のものがつくられています。
ビタミンCといえば、すぐさま連想するのはレモンです。 それだけ、レモンとビタミンCのイメージは、私たちの中で密接に結びつけられているわけです。
汗をふきふき、フウ、フウ、ハア、ハアと、無心に辛いカレーを食べる。 こういう食事は太らないそうです。
サラダは、市販のドレッシングをかけることもありますが、シンプルに生野菜を酢と油で和えることもあります。
「酒の味がまずくなるから、つまみはいらない」という屈強な酒飲みがいます。 確かに味の点ではそうかもしれませんが、体のことを考えるとそれでは体がもちません。
女の人は毎月血が失われるので、貧血になる人が大勢います。 これは、血が薄まるために貧血になるのではなくて、血液中の鉄分が不足するため。
「サバの生き腐れ」という言葉がありますが、サバは本当に、ほかの魚に比べて腐りやすいのだそうです。 それはなぜでしょう。
夏バテのスタミナ回復食の代表格が、ステーキとウナギ。 確かに両者とも、見るからにたっぷりと栄養分を含んでいるようで、食欲不振やだるさもあっという間に吹き飛ばしてくれそうな雰囲気があります。
「石やーきーいもー」 秋が深まると、どこからともなく聞こえる懐かしい呼び声、思わず食欲をそそられます。
ナガイモ、ヤマトイモ、ツクネイモなどは、ヤマイモ科の仲間。 どれもタンパク質とマンナンが結合した粘液素を持ち、このヌメヌメが滋養強壮に効くとされています。
脳の外観は、水分を多く含んだピンクの豆腐のようだ、といわれます。 だから豆腐をはじめとした大豆製品を食べろ、というわけではないのですが。
炭火でやいた魚や焼きとり。 炭焼きのステーキにハンバーグ。 炭火と鉄釜で炊いたご飯。
お世辞にも美味しそうとは言えない代物ばかりですけれども、実は三つとも食べられます。 というより、正確に言えば、かつて食べていた時代がありました。
めん類をゆでるとき、うどんやそうめん、スパゲッティのゆで湯には塩を入れるのに、そばだけは塩なしでゆでると相場が決まっています。 でも、どうしてでしょう。
買ったばかりのタマゴでゆでタマゴを作ると、白身と周囲の薄皮がしっかりくっついてしまってなかなかむけません。 イライラしながらむくと、デコボコだらけの悲惨な姿になってしまうこともあります。
昔は、風邪をひくとタマゴ酒を飲まされたりしたのですが、今では作り方を知る人は少なくなったでしょう。 タマゴの栄養価に期待するよりも、薬を飲んでしまったほうが早い、ということなのでしょうか。 でも、これが立派に風邪に効くという科学的根拠がある…
投げると甘くなるというので、みかんを身と皮が離れるほど何度も放り投げて食べるという人がいたそうです。 甘くなるのは、本当なのです。
アルカリ性食品が健康に良いということで、以前から注目されています。 ところが、アルカリ性の良いところを強調するあまり、酸性食品が悪玉にされてしまった気もします。
とれたてのエビや生きたまま調理場へ連れてこられたエビはくすんだ色合いをしています。 ところが茹でると、みるみるうちに鮮やかな赤に変わるから不思議です。
健康に良いということで、緑黄色野菜が注目されています。 緑黄色野菜とは、カボチャ、ニンジン、ホウレンソウ、パセリなど、赤や緑の色が濃い野菜のこと。
バターは、牛乳を激しくかき混ぜて、上に浮いてきた乳脂肪を固めてつくるもの。 それなら、牛乳もバターのようにいくらかは黄色っぽくてもいいはずなのに、真っ白です。 どうしてでしょう。
甘みのある野菜といえば、カボチャとサツマイモが思い浮かびますが、甘みの質はちょっと違います。
しょう油には濃口と薄口があり、関東では濃口、関西では薄口が一般的です。 濃口しょう油は色が濃く、香りもきつめ。 それに比べて、薄口しょう油は色の濃さが濃口の四分の一、香りにもくせがありません。 ところが塩分を比較すると、意外にも薄口のほうが2…
「エッ!?」と思うかもしれませんが、これは本当です。 市販の医学書を見ても、胃酸過多のときは胃液分泌を抑える良質な油を摂るようにと、ちゃんと載っています。
日本人に不足しがちな栄養素の一つ、カルシウム。 カルシウム不足になってしまう原因は、日本が火山国であることが関係しています。 火山灰層に覆われた土壌には、カルシウムが必然的に少ないからです。
病気になると、すぐにお粥を食べさせる・・・そんな習慣があるご家庭も多いのではないでしょうか。 軟らかくて噛まなくてもいいため食べやすいし、消化もいいということなのでしょうが、これは大間違いです。
シシャモは、体長15センチメートルほどで、北海道の南東部に棲む魚です。 毎年11月になると、卵を産むために釧路川や十勝川などを上ってきます。 このとき獲られたものが、あの子持ちシシャモです。 ところが、漁期はわずか一ヶ月。 ごく限られた期間にしか…
どこからどこまでが皮なのかよくわからないタマネギですが、ここでいうのは、外側の茶色い皮のこと。 まさか体によい成分が含まれているなどとは夢にも思わず、むいては捨てていた人がほとんどではないでしょうか。 この部分にある有効成分は、クエルセチン…