日常の雑学
今ではメールが普及しましたが、ファックスを使う機会もまだまだ多いはず。 でも、電話って音を送るものなのに、どういう仕組みで絵や図を送れるんだろうと思ったことはありませんか?
「一回使えば捨ててしまうようなものを発明したらどうだ。そうすれば、客は何度でも買いにくる。」と雇い主にいわれた40歳のアメリカ人セールスマン、キング・キャンプ・ジレット。
アメリカ人と接する機会の多いビジネスマンに聞くと、さまざまなことがアメリカナイズされ、挨拶も握手ですませることが結構あるようです。
内緒でしまっておいたお金のことを「へそくり」と言いますが、その語源は何だと思いますか。
3月3日の節句が女の子の節句となり、ひな祭りが行われるようになったのは、江戸時代の中頃のこと。 それも、ひな壇を飾ったのは武家や商家の人たちの週習慣で、庶民に普及し始めたのは明治末期になってからです。
5月5日は端午の節句ですね。 端午の節句は、大空に鯉のぼりを泳ぎ、家の中には武者人形や兜が飾られる、男の子の成長をお祝いするための習慣です。 端午の「端」ははじめという意味で、その月の最初の午の日にお祝いをしたためです。 昔の中国では、端午の日…
初夢に見ると良いことがある、とされる縁起物「一富士二鷹三茄子」は江戸時代より広まったことわざです。 由来は、富士は日本一高く(富士=無事)、鷹は獲物を賢くつかみ取る、茄子は物事を成す、を意味することから縁起がよいといわれるようになりました。…
「そんなバカな」 と言いたくなるのが「SOS」の意味です。 普通は救難を示す英語の略語だと思うでしょう。 たとえば”Save Our Ship”(我らの船を救え)とか"Save Our Souls"(我らの魂を救え)と考えます。 しかし違うのです。 日本船舶協会のウェブサイトに…
「目からウロコが落ちる」 誰もが驚くと思いますが、これは新約聖書「使徒行伝録9章18節」のエピソードから生まれた言葉です。 もちろん「思いもよらない発想で、目が見開かされる」ことをいいます。 人間はどうしても、偏見や先入観で物事を判断してしまう…
「日本は、タダでティッシュを配っているんですって?オー・マイ・ガッー!」とは、初めて日本を訪れる外国人の声です。 駅前、繁華街で「ポケット・ティッシュ」を配るのは、一般的な光景ですが、こんなことをやっているのは日本だけです。 ティッシュペー…
歌舞伎を観たことがある人は、劇中で「待ってました!」「成田屋!」とった掛け声が後ろから聞こえてくる経験をしたことがあるはずです。 これは「大向こう」といわれる、歌舞伎を引き立てる“パフォーマンス”。 本来の大向こうは舞台から一番遠い3階席のこと…
「柿(こけら)」とは「材木の削りくず」のことです。 江戸時代、歌舞伎風建設の工事完了時に、屋根の上から最後に削りくずを落としました。 そこから劇場工事の完成を指すようになり、さらに新築開場の興行自体をいうようになっていきました。 今では劇場に…
洗面台や浴槽の栓を抜いて水を流すとき、水が排水溝の中にぐるぐる渦を巻きながら流れ込んでいくのを見たことがあると思います。 たいていの場合、この渦は時計とは反対回りになっています。 なぜでしょうか? 地球はぐるぐると毎日1回転する自転を繰り返し…
紀元前 3000~4000年の古代エジプトやバビロニアで始まったとされる日時計は、その中心に木や石の棒を立てて時刻を計りました。 日時計は太陽が作り出した影の位置によって時刻が決まる仕組みになっています。 紀元前 700年ころの天文学者が残した記録には日…
夢の宇宙旅行は体力的、金銭的に誰でも行けるものではありません。 そこで現実味を帯びてきたのが「宇宙エレベーター構想」です。 これは地上から3万6000キロ離れた宇宙空間の静止軌道上に滞在用ホテルを含む宇宙ステーションを建設し、地上との間をケーブル…
映画で、航空機が緊急着陸をするシーンを見たことがあるでしょうか。 現実に忠実に描くなら、その航空機は燃料を減らすためぐるぐると飛行場の上空を回る場面が描かれるでしょう。 胴体着陸するケースでは、燃料が満タンに近いと機体に損傷を受けて燃料に引…
イスラム教徒には「サラート」といわれる習慣があります。 1日5回、アラビア半島のメッカに向かっての礼拝です。 正確には、メッカにあるカアバ聖殿に向かって礼拝します。 カアバは縦横約10メートル、高さ約15メートルの立方体の建物で、黒い布に包まれ、そ…
晴れた日の昼下がり、どこからともなく「パタパタ~」という音が聞こえてきたと思ったら、ご近所のあっちこっちで「パタパタ~」が始まる・・・。 そう、ふとん叩きの音ですが、近頃めっきり見なくなったような気がします。 その理由の一つは「騒音問題」で…
何でも一瞬でくっつけてしまうのが瞬間接着剤です。 もともとは、米軍によってベトナム戦争の医療目的で開発されたそうです。 そのため、いまでも外科手術に使われているほか、工業用から民生用まで幅広い分野で使われています。 東亞合成のアロンアルファの…
日本に最初の上水道が誕生したのは明治20年の横浜です。 道路に設置された共用栓を使用していました。 これらの共用栓は、ほとんどがイギリスからの輸入で、ヨーロッパの水の守護神であるライオンの頭部の形をしていて「獅子頭共用栓(ししがしらきょうよう…
「甘く見ると手痛いしっぺ返しを食らう」といったように使われる「しっぺ返し」ですが、この「しっぺ」は、「竹箆(しっぺい)」という法具のことです。
そういえば「真っ黄色な嘘」でもよさそうですが、そうは言いませんよね。 「赤」には「明らか」と同様の語源で「まったく」とか「すっかり」などの意味があります。
「指きりげんまん 嘘ついたら 針千本のーます!」 子供時代、遊びで互いの小指をからませながら、このように誓い合った思い出はありませんか。