地球の雑学
中学校の理科の時間には、二酸化炭素は空気より重く、下のほうにたまると勉強しました。 空気を1とすると二酸化炭素は1.53。
人間にとっては、ひと時も欠かせない酸素。 そのため、空気の少ない6000メートル級の山に登るときは酸素ボンベをつけていきますし、水中で呼吸を止めていられるのもせいぜい数分のこと。
人間は、水がなければ生きていけません。 それもそのはず、体の約6割か7割ほどが水分なのですから。
地球は大きな磁石のようなもので、一定の磁気を持っていますが、それが太陽によって乱されることがあります。
夕日は、不思議なことに昼間に頭の上にあった太陽よりもずっと大きく見えます。 このことを、中国の孔子も不思議に思って証明しようとしましたが、うまく説明できませんでした。
雨が降りそうなとき、空を見上げて雲の様子を見れば、経験的にどんな雨が降るか予想が付きます。
「温室育ち」というと、過保護に育てられたもやしっ子を思い起こさせますが、実際の温室は、意外にも植物にとって厳しい環境にあるようです。
私たちが食べている野菜は、先人たちの試行錯誤の結果、選び抜かれ、改良され、栽培されてきた食用植物です。 味や栄養、利用法にも優れ、少なくとも無害な作物といえます。
果てしなく広がる砂漠にニョキッと生えたサボテンは、西部劇には無くてはならない存在です。
プールに潜ればわかるように、私たちは、水中では一分ほどで苦しくなってしまいます。
真夏の都会は、アスファルトやコンクリートなどからはね返る熱や、冷房から出る熱風でむせ返っています。 場所によっては、気温が45度以上になることもあり、まさに ” コンクリートジャングル ” です。
「陽樹」と「陰樹」 あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、その名の通り、太陽を好む木と日陰を好む木のことです。
動かないはずの植物ですが、種を遠くに飛ばして仲間を増やすことはできます。 たとえば、タンポポ。
秋も深まるころ、まだそれほど寒くはならないだろうと思って鉢植えの観葉植物を一晩外に出しておいたら、翌朝、葉が霜で真っ白になって駄目になってしまった、なんてことはありませんか。
湖、沼、池・・・けこれらの違いがわかりますか? 素人判断ではなかなか区別がつけにくいものですが、地学的にはそれぞれ次のように定義されています。
高原や海岸の空気はマイナス・イオンがたくさん含まれていて体にいいと聞きます。 が、どうしてマイナス・イオンが体にいいのでしょう。
酸性雨など、雨水の中には大気汚染物質は含まれている可能性もあるのですが、もともと雨水にはいろいろな不純物が混じっています。 一番多いのが海水のしぶきからくる塩化ナトリウム。
今から4億9000万年前までは、大地は生物のいない荒涼とした場所でした。 そこに、水中に棲む植物がおそるおそる上陸を始めたのです。 その名はクックソニア。
同じ氷山でも、南極の氷山と北極の氷山では形が違います。 南極の氷山はプラットホーム型というか、上部が平らな台のような形をしていますが、北極の氷山は上部が尖った山型をしています。
人間のおなかの中には、大腸菌やビフィズス菌などの微生物がいて、消化を助けています。 こうした微生物は、当然、ウンコの中にも含まれています。
生命が誕生するには、何か強いエネルギーが必要だったのではいかという説があります。 たとえば、すさまじい高圧と高温。