生き物の雑学

霊長類だけ目が正面についている理由

指紋と同じく、霊長類に共通している大きな特徴が、もう一つあります。 それは目です。

「ウサギさんの耳はどうしてそんなに長いの?」

ふだんはちょこんと跳ねて立ち止まり、耳をすましてまた跳ねて、を繰り返しているウサギですが、その気になれば相当なスピードで走れます。

5か月間も海に潜ったままのカメがいる!?

「鶴は千年、亀は万年」というように、亀は長寿のシンボルとして、おめでたい動物の一つに数えられています。 現在、世界中には約240種類のカメがいます。

ハゲワシの頭は何のためにハゲているのか?

ハゲワシやコンドルなどは不気味な動物です。 どうやって嗅ぎつけるのか、獲物を食べているところにいつの間にか集まっていて、あの鋭い目でじっと隙をうかがっている姿。

大型の恐竜はなぜ、首としっぽが長くなったのか?

ブラキオサウルスやアパとサウルス、もっと大きなウルトラサウルス、スーパーサウルス、いずれも大型恐竜は首としっぽが長かったようです。

始祖鳥が最古の鳥というのはウソ

始祖鳥は、爬虫類と鳥類の中間の性質を持っていて、鳥類が爬虫類から進化したことを示す化石として有名です。 ズバリ名前通り、鳥類の起源ともいわれています。

空を飛べない始祖鳥の翼は何のためにあったのか?

始祖鳥の翼は、羽毛の少なさと翼の面積、それに体の重さから考えると、空を飛ぶというようなシロモノではなかったようです。 高いところから飛び下りるくらいが精一杯というところでしょうか。

セミはいつ脱皮しているのか?

夏になると、木の幹にくっついているセミの抜け殻をよく目にします。 子どもの頃、この抜け殻集めに夢中になったという人もいるのではないでしょうか。

ヘビはなぜ、足がないのにスルスルと動けるの?

アオダイショウなどは毒蛇ではないとわかっていても、やはりいい気持ちはしません。

都会に暮らすハトは野鳥?

「三枝の礼」という言葉があります。 これはハトの習性から生まれたもので「ハトの子は親が止まった枝より三つ下の枝にとまる習性がある。

水鳥は足を氷水につけたままでも冷たくない!

冬、氷の張った池で、カモやハクチョウ、サギなどの水鳥が泳いでいたり、足を水につけて立っている姿を見かけたことがあると思います。

鳥はなぜ、電線や枝で立ったまま眠れるのか。

立ったまま眠るということでは、鳥ほど上手なものはいないでしょう。 木の枝や電線に止まったまま眠るものもいれば、鶴のように一本足で立ったまま眠るものもいます。

ガはチョウの先祖!?

チョウとガ、似たような姿をしていながら、一方は色鮮やかで華やかで優美なのに、もう一方は陰気で毒々しい見た目。 それにガは触角も太くて、とても不気味な感じがします。

シカが我が子を守るための凄い作戦!

鹿が我が子を守る知恵にはすごいものがあります。 ほっそりとした足が語るように彼らにとっては脚力だけが命綱で、肉食獣に追いかけられると、とにかく猛スピードで走ります。

チンパンジーよりゴリラの方が優しい

昔、東京の多摩自然動物公園で実際にあった話です。 ゴリラを見ていた子供が、塀から体を乗り出しすぎて掘りに落ちてしまいました。

昆虫が死ぬと仰向けになるのは本当の休息の姿になるから

セミ、クワガタ、コオロギ、てんとう虫など、昆虫の死骸はほとんど決まって仰向けの格好しています。 これはどうしてなのでしょう。

コオロギの鳴き声は”口説き”と”脅す”ための命がけの歌

秋の夜、草むらから「リーンリーン」「コロコロコロ」と虫たちの澄んだ音色が響いてきます。 スズムシ、マツムシ、スズムシに似たカンタンなど、これら秋の名演奏家たちは全てコオロギの仲間です。

獲物をくわえたワニが水中でも溺れない呼吸法

ワニと言うと獰猛な動物というイメージがあります。 川で泳いでいると岸からスルスルとやってきて、大きな口を開けて襲いかかる、そんなシーンを思い出す人も多いでしょう。

貝にある舌のような物体、実は”足”

アサリやハマグリなどの二枚貝には、二本の管と、何やらベロベロした舌のようなものがついています。 管の役目は水を吸う口と吐き出す口です。

クラゲの針の”意外と高度”な仕組みとは?

夏も終わりになる頃、海水浴場にはクラゲが押し寄せてきます。 刺されたことのある人ならご存知でしょうが、しびれたような痛みや真っ赤な腫れるようは虫刺されの比ではありません。 あの嫌な相手の襲来に備えて、敵を知るために針の仕組みを調べておきまし…

「焼酎一杯グーイ」と鳴く鳥がいる!?

「ウグイスの鳴き声は?」と聞かれれば、ほとんどの人が「ホーホケキョ」と答えるはず。 ところが、同じ質問を外国人にしても、決してホーホケキョとは答えません。

ハエにとって人間の世界はどのくらい快適?

ゴキブリと並んで嫌われ者のハエ。 でも、三億年以上の歴史のあるゴキブリと違って、ハエのほうは新参者。 だから、ハエが地球上で、生活しようとしたときは、どこも別の昆虫でいっぱい。 その中に割り込むのは、ほかの種類がやっていないことをやるしかあり…

野生のアライグマはエサを洗わない

動物園の中でも、愛嬌があって特に人気があるのがアライグマ。 この名前が、食事前にエサを洗う習慣があることから名づけられたことはよく知られています。 ところが、その名前の由来、実は大間違いだったのです。

ニワトリはなぜ一年中卵を産むの?

養鶏場のニワトリは、実にたくさんの卵を産みます。 一羽につき年平均で275個ぐらいだといいますから、ほかの鳥類に比べればそうとうな多さです。 そもそもたいていの鳥は、年がら年中季節を問わずに卵を産んだりしません。 繁殖期が決まっていますし、一シ…

カメは万年というけど、本当の寿命はどのくらい?

万円といえば、100世紀。 いくら長寿ナンバーワンの生き物だからといっても、カメが100世紀も生きるとはオーバーです。

サバンナのスプリンター、チーターの致命的な弱点とは融通がきかないこと

陸上動物の駿足ナンバーワンといえば、チーター。 長い脚のつけ根は筋肉がよく発達し、走るときもむき出しの爪がスパイク代わりになって、猛ダッシュをかけることができます。

カツオが不眠不休で泳ぎ続ける理由

流線型のスラリとした体を持つカツオは、見るからに泳ぎが速そうです。 実際、スピード自慢の大型回遊魚の中でも、カツオはトップクラス。 泳ぐ速度は時速160キロを超えます。 泳ぐというよりは、突進すると表現したほうが適切なほど。 猛烈な勢いで、しかし…

フクロウは暗闇でも目が見えているワクでなはい。

フクロウは夜に活動するので、暗闇でも目が見えているのでは、と思ってしまいます。 でも、実は、その目の性能は人間と同程度なので、これは過大評価です。

アメンボも陸を歩く

雨上がりの水溜りにアメンボがスーイスーイ。 川から雨水の溜まったところを伝ってやっていたのでしょうか。 そうではありません。 アメンボは水面を動いている姿しか見かかることがないので、水上だけで生活してると思われているようですが、実際は、水上生…

キリンの睡眠時間は一日たったの20分

日本人の標準的な睡眠時間は6時間から7時間だといわれます。 それでも眠り足りず、8時間は寝ないと疲れが取れないという人も少なくないのですが、そんな人たちがキリンの睡眠時間を知ったら、きっと驚くでしょう。 過酷な条件の中で生き延びなければなら…