ルーツ・語源の雑学

土用の丑の日に、なぜウナギを食べるのか?

日本中でウナギがもっとも食べられる日といえば、夏の「土用の丑の日」。 ウナギは、夏バテ防止の効果もあるとされています。

大昔の日本では、カタツムリがおいしく食べられていた!?

嫌いな人は見るのも嫌だというエスカルゴ。 食べるなんてとんでもない、と思う人もいるでしょうが、一度そのおいしさに目覚めたらヤミツキになってしまうそうです。

ゴミの定期収集は江戸時代から行われていた。

今やゴミ問題は、現代社会の大きな悩みですが、武士や町人が大勢住んでいた江戸時代には、ゴミ問題は起きなかったのでしょうか。

当時世界一清潔な町「江戸」のリサイクル法

昔は、大きな都市から大量に供給されるし尿が、近郊の農家にとっての貴重な肥料資源でした。

「飲み水を買う」習慣は江戸時代からあった

水道水をそのまま飲むのに不安があることもあってか、今では多くの種類のミネラルウォーターが売られています。

ローマ帝国が滅びたのは鉛中毒のせい

便利だというのでさまざまな分野で使っていたものが、実は途方もない害をもたらすモノだった。 少し前では、成層圏を破壊することで悪名高いフロンガスがいい例ですが、過去にも同じような話があります。

イスラム教圏の女性が顔を隠す本当の理由

アラブをはじめ、イスラム教圏の国々の女性は、いつも体を寸分の隙もなく衣服で覆い、カフィエという四角い布を頭から肩まですっぽりと被って顔を隠します。

カンガルーは探検家の勘違いでついた名前

「多くの男女が、島の道を、手に手に何かの燃えさしを持って、いぶしながら歩いている」 1492年、アメリカ大陸を発見したときに、サン・サルバドル島で目にした不思議な光景を、コロンブスは「航海誌」にこう記しています。

サンショウウオをヨーロッパに持ち出した意外な人物

中国地方の山奥や三重県赤目地方の清流に棲息しているオオサンショウウオは、昔は日本全国に広く分布していたと考えられています。

名前に「男尊女卑の時代」が反映された植物がある

秋の七草の一つオミナエシは、漢字で「女郎花」と書きます。 オミナエシは昔はオミナメシといい、女郎飯、つまり女性用のご飯を意味していたという説があります。

ジャンケンは元々「ヘビ」「ナメクジ」「カエル」

ジャンケンはもともと中国で起こったものですが「グー」「チョキ」「パー」の形にしたのは日本人です。

懐石料理と会席料理の違い

懐石料理の「懐石」とは懐に石を入れるという意味。 これは禅宗のお坊さんが空腹を一時的に忘れるため、温かい石を懐に入れて胃を温めたという故事から来た言葉です。

ロッキング・チェアはもともと健康器具だった

腰かけて楽しいイスの代表は、やはり、ロッキング・チェアでしょう。

ひな祭りのときハマグリを食べるのはなぜ?

例年、5月の連休前後に開催される”ハマグリ拾い”は、なかなか楽しいもの。 砂の中に足をグリグリ潜り込ませて硬いものに当たったら” あたり”です。

顔を赤く塗るのが化粧のルーツ

化粧といえば、どうしても”女性の専売特許”というイメージがしてしまいます。 ところが、化粧のルーツは、美しく化けるために行われたのでもなければ、女性だけのものでもありません。

バイオリンの名器ストラディバリウスの凄さとは?

最近は、各地に素晴らしいコンサートホールができ、外国からも一流のクラシックの演奏家が来日しています。 近年では、日本人指揮者が海外の著名なオーケストラに招かれるなど、日本人にとってもクラシックは身近なものになってきています。

インスタントコーヒーは日本人の発明品

インスタントラーメンは日本で発明されましたが、インスタントコーヒーの発祥は、コーヒーの消費大国アメリカかヨーロッパであろうと思ったら大間違い。 加藤了さんという、れっきとした日本人の発明なのです。

あの生理用品・タンポンは奈良時代以前からあった

日本で最初に製品化された生理用品・アンネが発売されたのは昭和36年でした。 これが、当時不便をかこっていた女性達にあっという間に広がって、歴史に残るベストセラーとなったのです。

手品で使うハトはなぜ白い?

黒いシルクハットからバットはとは出てくる手品では、神社なのでよく見かける色がついているものよりも、白いハトのほうが見栄えがします。 白いハトが使われるのは、そんな見栄えを気にしてのことだろうと考えがちですが、理由はそれだけではありません。

無臭ニンニクは突然変異でつくられた!?

ニンニクは匂いがするからこそ美味しく感じるんだ、という声もありますが、やはり人前に出る時には、はばかれるニンニクや納豆の匂い。 そこで、現れるべくして現れたのが「無臭タイプ」です。

ズボンの折り返しが「下品」と思われていた

「見かけで人を判断するな」と言われますが、逆もまた真なりで、人間社会で服装が持つ説得力はなかなか無視できません。 特に欧米人には、服装からその人の教養、趣味、育ちの良さ、経済力、才能、信用などを読み取る習慣が根強く残っていて、有能なビジネス…

ドラキュラには実在のモデルがいた!?

夜になると死体がよみがえり、眠っている人間に忍び寄ってその生き血をすする。 この吸血鬼伝説が西ヨーロッパの人たちに知られるようになったのは、16世紀のこと。

OKってそもそも何の略語

私たちのまわりには略語があふれていますが、略さずに言えばどうなるのか、知らないものも多いはず。 たとえば、世界の多くの国で使われている略語「OK」。 これがそもそも何の略なのか、知っていますか。

アメダスの名前の意外な由来

天気予報でよく出る「アメダス」。 しょっちゅう耳にしていますし、観測システムであることも何となくわかりますが、このユーモラスな響きの名前、どこから名づけられたかご存じですか。

ポン酢の「ポン」って実はオランダ語

鍋料理の友、ポン酢。 よくよく考えると、妙な名前です。 カタカナと感じの組み合わせで、純粋な日本語なのかどうかも分からない。

福神漬けの「福神」は弁天様のこと

福神漬けの起源を語るものとして、こんな面白い話があります。 江戸時代、ある借金だらけの男が明日の生活にも困ってボンヤリ河原を歩いてると、上流からナスやキュウリがたくさん流れてきます。

-、+、×、÷がこんな形になったワケ

小学校の算数で習う「-」「+」「×」「÷」はどうして今のような形になったのでしょう。 「-」の記号は、船乗りが、たるに入れた水を使うときに、今日はここまでなくなったという印に線を引いていたことが元になっています。

御手洗(みたらし)だんごは本当に「御手洗い」が語源?

「御手洗だんご」と書いて、”みたらしだんご”と読みます。 何てことはない、ごく普通の甘辛のたれのついた串だんごですが、字面だけを見ると「御手洗」という言葉に、一瞬ギョッとしてしまいます。

どうして粒あんのことを「小倉」と呼ぶ?

小倉あんパン、小倉ようかん、小倉アイスなどと、小豆の粒が入っているあんのことを小倉といいます。 なぜ、粒があると小倉なのでしょう。

なぜ、”鍋で煮る”のに「すき焼き」なの?

冬場を迎えると恋しくなる「すき焼き」 でも、グツグツ煮込むものなのに、どうして「焼き」という名前がついたのか、ふと疑問を持ってしまいます。