人の体内時計は一日24時間10分、25時間に延びることも

ほとんどの人は、毎日ほぼ同じ時間に起きて昼間働き、正午頃に昼食をとり、日没後に夕食をとって、夜半近くに寝るという24時間のリズムで過ごしています。

地球が24時間周期なのだから、それに沿って24時間の生体リズムで過ごすのは当然という気がします。

しかし、これは当然ではないのです。

実際は人間の生体リズム(体内時計)の1日の周期の平均は、実は24時間10分です。

また、外の光がまったく入らず昼も夜もわからない部屋で、社会と切り離された生活をすると、一日の生体リズムはどんどん延びていきます。

人は25時間周期で生活を繰り返すようになるそうです。

これについては、人類の祖先である原初生物が陸上に進出した頃、地球の一日が25時間だったからだという説を唱える学者もいます。

真偽のほどはわかりませんが、人間の体内時計だと、一日は25時間なのです。

当然と思っていることでもよく調べてみると、まさかと思うような事実があるものです。

トップページへ

【体と健康の雑学】一覧へ