サッカー日本代表が「サムライ・ブルー」になったワケ。

サッカーに代表される国別代表チームのユニフォームは、その国を象徴する「ナショナルカラー」が使われています。

日本サッカー代表は言わずもがな「サムライ・ブルー」と命名された青を基調としたユニフォームを着用しています。

「国旗は赤と白なのに・・・」という声もあるかと思います。

実はこれには深い意味があります。

 

サッカー日本代表がはじめてオリンピックに出場したのは、1936年のベルリン大会です。

このとき着用したのが、淡い青のユニフォームでした。

日本代表の初戦は強豪スウェーデンです。

しかし大方の予想を裏切って、日本が勝ちました。

この時はトーナメント方式だったので、日本はベスト8に駒を進めることになります。

準々決勝ではイタリアに完敗しましたが、日本代表は「ベルリンの奇跡」と大絶賛されました。

現在でもアジア勢のレベルは低いですが、当時はさらに低く「ニッポン?そんな国でサッカーやってんの?」といった感じだったことでしょう。

 

この大会以来、日本代表は「青」をチームカラーとしてきました。

しかし、1988年から3年間、日の丸にちなんで白のユニフォームを着用したことがあります。

しかしこの間、国際大会でまったく勝てなかったため、サッカー協会の強化委員長に就任した川淵三郎の鶴のひと声で、再び「青」を着用するようになったというわけです。

 

ここで、おもしろいデータを紹介します。

ワールドカップ歴代優勝国のユニフォームの色は、

  1. 青⇒9回
  2. 白⇒5回
  3. 黄⇒5回
  4. 赤⇒1回

となっています。

これを見ると、青が圧倒的に多い(強い)ことがわかります。

 

はたして、サムライ・ブルーがワールドカップジュール・リメ杯を手にする日はくるのでしょうか?

 

【ワールドカップの歴代優勝国】

過去21回の優勝国は次の通りです。

1930年 ウルグアイ 1934年 イタリア 1938年 イタリア 1950年 ウルグアイ 1954年 西ドイツ 1958年 ブラジル 1962年 ブラジル 1966年 イングランド 1970年 ブラジル 1974年 西ドイツ 1978年 アルゼンチン 1982年 イタリア 1986年 アルゼンチン 1990年 西ドイツ 1994年 ブラジル 1998年 フランス 2002年 ブラジル 2006年 イタリア 2010年 スペイン 2014年 ドイツ 2018年 フランス

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