フランス人がワインを飲むのは水道水がまずいから
世界的に見ても、日本のように水道水がそのまま飲める国は珍しいとか。
硬度の高いヨーロッパの水は、そのまま飲むには苦みが強すぎるからです。
フランスでワインが良く飲まれるのは、水ですむところをワインで代用してる、というこも関係しているのかもしれません。
水は、その国の飲み物にも大きな影響を及ぼします。
日本で飲まれているお茶は、水の中にタンニンを溶かして香りを楽しむもの。
でも、硬度が高いとタンニンの出が悪くなり、マグネシウムや鉄分が味を悪くします。
お茶は硬度の高い水とは、相性が悪いのです。
そのため、高度の高い国では、お茶の代わりに、味と香りの強いコーヒーが好んで飲まれているようです。
ちなみに、イギリスでコーヒーよりも紅茶が飲まれているのは、ヨーロッパの中では比較的硬度が低いためだそうです。