痩せたい人は要注意!果物の果糖はケーキ並み!?
甘いお菓子には神経質なのに、なぜか果物となると警戒心をなくして、好き放題に食べまくる人がいます。
砂糖を使ったものより甘さが強くない、ビタミンCやミネラルが多く含まれていて健康にいい、自然の恵みだから悪いはずがない、というわけですが、そのこと自体は、間違いではありません。
確かに果物は体にいいものを多く含んでいます。
食べないより食べた方が断然、健康にいい。
しかし、果物はまた、糖分も非常に豊富。
たとえばネツミカンのように甘さが目立たないものでも、ちょっとしたケーキ並みの糖分が含まれているといいます。
それだけではありません。
果物の糖を果糖と言いますが、これは砂糖よりも肥満の原因になりやすい性質を持っているのです。
というのは、消化分解される過程で、一部がブドウ糖として血液中に送り込まれるためで、摂りすぎるとコレステロールに変わり、さらに皮下脂肪としてどんどん蓄積されてしまうのです。
果物が大好物という人は、このコレステロールを燃やす働きをするビタミンAやカロチンを多めに摂るといいでしょう。