低血圧だから朝は弱いのはウソ!
低血圧の人はお得です。
「低血圧だから朝起きられなくて・・・」と言いわけできますから。
そう言われると、血が頭にまわらなくてボーっとしてるから起きるのがつらいんだろう、と誰しも思いますが、果たして本当に、血が頭にまわらないために起きられないのでしょうか。
睡眠からの目覚めは、いくつかのホルモンが働き合って起こります。
アドレナリンが心臓を強く働かせたり、ノルアドレナリンが動脈を収縮させたりと、脳下垂体の命令で何種類もの副腎皮質ホルモンが分泌されそれぞれ内臓に働きかけるのです。
これらのホルモンのバランスが崩れれば目覚めが悪くなりますが、血圧とは直接なんの関係もありません。
しかし、低血圧の人は血の巡りが悪いので、ホルモンのバランスを崩している可能性が高いのも事実。
それで、「低血圧で朝起きられなくて」とうことになります。
だから高血圧の人でも「血圧は高いんだが、低血圧の人によくあるようにホルモンのバランスを崩していて朝が弱いんだよ。」といえば正しいのですが・・・かなり言い訳がましいですね。