妊婦は誰でも「つわり」があるわけでない。
ドラマなどでは、女性が吐き気を催すのが妊娠の兆候を示すお決まりのパターンになっています。
つまり、つわりを起こしたというわけです。
しかし、妊娠すれば必ずつわりが起きるわけではありませんし、ましてや吐く人も限られています。
意外かもしれませんが、妊娠した女性の3分の1は、ふだんとまったく変わらない日々を送っているのです。
しかし、だからといってそれが幸せなこととは限りません。
つわりがないことで妊娠に気づかずに薬を飲んだり、レントゲンをとったりすることもあるからです。
特にはじめての妊娠は、どのような状態になるか皆目わかりません。
そういう意味で、女性は常に意識しておく必要があるのです。
つわりで吐く人の割合は全体の3分の1くらい。
ひどい人では、食べるたびに吐き、ときには胃の中に何もなくなっても黄色い水を吐く人もいます。
人によって、つわりというのは極端に違うもののようです。