水平線の彼方までの距離は、たったの4.3キロメートル
沖を眺めれば、はるか彼方に水平線。
とうてい泳いでなんてたどり着けそうにない、海の果てのように見えます。
ところが実際は、ちょっとした遠泳でたどり着ける距離なのです。
たとえば、身長が160センチ台だとすると、波打ち際に立ったときに見える水平線までの距離は、4.3キロメートル程度。
それよりも遠くの島が見えたとしても、水平線の向こうから頂上をちょこんとのぞかせているくらいですから、望遠鏡でのぞいて水平線上に目標物を発見したとき、泳ぎに自信がある人なら岸からそこまで行くことだって決して難しくないのです。