甘くておいしいカボチャの簡単な見分け方!
甘みのある野菜といえば、カボチャとサツマイモが思い浮かびますが、甘みの質はちょっと違います。
サツマイモは、加熱しているうちにβ-アミラーゼという酵素の働きで、でんぷんが分解され、糖になります。
一方のカボチャは、もともと蔗糖や還元糖が豊富です。
カボチャの甘みがピークに達するのは、完熟時。
面白いことに、カボチャは熟すにつれて皮が硬くなり、完熟したときには爪も通らないほどになります。
ですから、皮の硬いものを選べば間違いなく甘いのです。
また、茎の根元が縦にひび割れていたり、皮のシマ模様がはっきりしているものは甘い印です。
なお、皮の一部だけが黄色くなったものを時々見かけますが、あれは日焼けのせい。
味に影響はありません。