白ビールの原料の正体は?
「白いビール」があるのをご存じでしょうか。
名前は「ベルリーナ・ヴァイセ」と言って、ドイツで1800年代後半からつくられているものです。
このビールの変わっているところは、まずは原料。
普通、ビールの原料といえば大麦ですが、ベルリーナ・ヴァイセは小麦を発酵させます。
そして、一次発酵のあとに乳酸菌を混入。
これで、ビールにしては珍しい、乳白色を帯びた色合いになるのです。
そのあともう一度発酵させると、酸味が強くて、泡がきめ細かいビールになります。
もう一つ変わっているところは、その飲み方。
ビールだけで飲むことはめったになく、ラズベリー、チェリーなどの果実のシロップを混ぜ、甘いカクテルにするのが普通。
シロップの色と白い泡の調和もきれいだし、ジュース感覚で真っ昼間から堂々と飲めるので、興味のある人は探してみてください。