ビキニ環礁といえば、かつて原水爆実験がおこなわれた島。
何だってまた、物騒な島の名前を水着につけたのだろうと、不思議に思ったことはありませんか。
フランス人のデザイナー、ルイ・レアールが、その当時はショッキングなほど露出部分の多い水着をパリのファッションショーで発表したのは、1946年7月5日のことです。
ちょうどこの四日前に、アメリカがビキニ環礁で原水爆の実験を行い、折しも世界中が、この話題で持ちきりでした。
確かに、レアールの水着が全世界に与えたインパクトも、この実験に負けず劣らずのものでした。
レアールは、究極的なイメージをもっと強めるために、自分の水着をビキニと名付けてしまったのです。
⇒「大福餅」は3回も改名を繰り返していた!
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