爪を噛むと気分が落ち着くって本当?
爪を噛むクセのある人がいます。
よく見ていると、緊張しているときや仕事が詰まっているときなど、神経質になってるときに、やたらと爪を噛むようです。
東洋医学的に説明すると、このクセは自然の理にかなった行為なのだそうです。
なぜかというと、指の先には、神経を鎮めてストレスを和らげるツボがあるからなのです。
そこを歯でコリコリ刺激して気を静めているわけです。
このツボは、小指と中指の先に2ヶ所あります。
小指の先は少衝(しょうしょう)といって、爪の先と薬指側の爪の生え際の2ヶ所です。
中指の先は中衝(ちゅうしょう)で、やはり爪の先と人さし指側の爪の生え際です。
神経が高ぶって落ち着かないときやイライラするときには、そこをもみほぐすようにすればいいわけです。
どこででも簡単にできますから、なかなか便利です。
そういえば、何と天下の徳川家康にも、爪を噛むクセがあったようです。