イルカが泳ぎながら眠る驚きの方法
バンドウイルカは、ほとんど眠らずに泳ぎ続けているそうです。
イルカは、はじめ陸に生息し、後に水中生活をするようになった哺乳類で、肺呼吸をします。
水面に浮かんだ状態のときか、水底に潜ったわずかな時間に少し眠るだけで、水中で眠り続けると呼吸ができなくなり、やがて死んでしまいます。
ところが、泳いでいる姿をよく観察すると、片目をつぶっていることがあります。
そのときの脳波を調べると、目をつぶっているほうの脳だけが眠っていました。
ずっと泳ぎ続けているように見えますが、左右の脳を片方ずつ交互に眠らせていたのです。
人間も、居眠りをするときに左右の脳を交互に眠らせることができれば、電車で乗りすごしたりしなくていいのに、とおもいますが。