お酒を飲んだあとに頭痛がするのはなぜ?
酒を飲んで酔いが醒める頃、頭がズキズキと痛くなってくることがあります。
酒を飲むたびに、必ず痛くなるという人もいます。
これは、アルコールによって拡張した血管が、酔いが醒めるとまた元通りに収縮してくるためです。
しかもご丁寧なことに、鼓動に合わせてズキンズキンと痛みます。
たばこの煙がモウモウと立ち込める部屋で会議をすると頭が痛くなることがありますが、これは反対に血管が拡張するときに感じる痛み。
二酸化炭素を大量に吸い込むので血液中の二酸化炭素の量が増え、血管が拡張するのです。
人ごみや映画館での頭痛も、同じ理由から起きています。
また、精神的ストレスも、血管を収縮させて頭痛を起こすそうです。
悩みごとがあるときに「ああ、頭が痛い」というのも、言葉だけのことではないのです。