人には言えない「恥ずかしい」ドーピング検査とは?

アスリートと「ドーピング」の関係は、実に根深いです。

近代スポーツでは、1800年代からドーピングの事例が報告されています。

 

ドーピングは年々厳格となり、アスリートは常にドーピング検査に備えていなければならなくなりました。

競技会以外でも、トップアスリートは年に5回ほどの定期検査を受けなければいけないのです。

 

2017年に 2度目の引退をしたテニスの伊達公子さんは、かつて夜の10時過ぎに自宅で検査を受けたことホームページで激白しました。

すでに就寝前のトイレを済ませて、「さあこれから寝ようか」という時に検査員が現われました。

 

そのため、なかなか採尿できず水を 1リットル飲んで、夜中の2時過ぎにようやく終了したといいます。

しかも検査員の態度があまりに高圧的だったため、怒り心頭に発した伊達公子さんが警察に通報したというおまけつきでした。

 

シンクロナイズドスイミングの選手だった青木愛さんも、テレビ番組で驚きの検査を暴露したことがあります。

検査では、トイレの個室で正面から検査員が、尿が出るのを確認しますが、よく見えるように「腰を浮かせるように」と指示されたといます。

 

さらに、水着を着ている時の抜き打ち検査は、水着を脱いで“すっぽんぽん”の状態で検査を受けたそうです。

検査員が同性ならまだ我慢もできるでしょうが、ロシア大会では男性検査員だったといます。

 

トップアスリートというのは、競技以外でも並々ならぬ精神力を求められるということなのでしょう。

[surfing_su_box_ex title="ドーピング"](Doping)主にスポーツ選手が、自らの運動能力を高めるために薬物を使うこと。 不正行為として禁止されている。[/surfing_su_box_ex]

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