夢の続きはどうやったら見られる?

夢を見る人と見ない人がいます。

「夢は見ない」という人でも、実は見ているのですが、覚えていないというだけのようです。

 

古くから、百人一首などの和歌でも詠まれているように、夢で見る、見たいのは「恋人」「思い焦がれているいる人」ではないでしょうか。

 

しかし、その夢の続きを見た人はいるでしょうか。

あるネットアンケートによると、夢の続きを見たという人は26パーセント、続きを見られなかった人は48パーセントという結果でした。

夢は不連続性なので、「夢の続きをもう一度」というのは、無理な話なのでしょうか。

 

ハーバード大学の心理学者D・バレットは、意図して夢を見る訓練法を提唱しています。

これによると、見たい夢をメモに書き、寝る前に3分間ほどメモを見ておさらいをする。

ベッドに入ったら、イメージして視覚化して、眠る前に「この夢を絶対に見る」と自分に言い聞かせます。

朝、目が覚めたら、見た夢をできるだけ多く思い出し、メモに残します。

 

このような訓練をすることで、夢の続きを見ることができるというのです。

でも、夢だけではさびいしいですね。

Dreams come true”にしないとですね。

[surfing_su_box_ex title="百人一首"]

100人の歌人が詠んだ和歌から、特に優れたものを一人一首ずつ選んだ秀歌撰(詞華集)。

代表的なものに、藤原定家が選んだとされる小倉(おぐら)百人一首があり、歌がるたとして広く用いられている。

この百人一首の中で「夢で思い人と会うこと」を題材にした代表的な和歌に、次がある。

「住江の岸による波 よるさへや夢の通ひ路 人目よくらむ」(藤原敏行朝臣

【現代語訳】 住吉の岸辺に打ち寄せる波の、寄せては返す波のごとく私の心も揺れています。

昼日中には会えぬまでも、せめて夢の中ぐらいで逢ってくれていいでしょうに、その通い路さえも閉ざされているなんて。

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