卵はとがったほうを下にすると鮮度が保てる

当たり前のことですが、卵だって呼吸をしています。

気室という空気の入った部分があり、そこを通して外界の空気を取り入れるという方法で呼吸をしています。

この気室があるのが、丸みのあるほうです。

だから、冷蔵庫の卵入れで保存するときは、とがったほうを下に、丸いほうは上に向けるのが正しいのです。

これなら、卵に楽に呼吸をさせてやることができ、鮮度の低下を遅らせることができます。

なお、古い卵は、電灯に透かすと気室の部分が大きめの影のように見えます。

これは、鮮度が落ちるにつれて卵の表面を覆っていた薄い膜がはがれ、そこから内部の水分が蒸発し、その分、気室が広くなったためです。

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