無臭ニンニクは突然変異でつくられた!?

ニンニクは匂いがするからこそ美味しく感じるんだ、という声もありますが、やはり人前に出る時には、はばかれるニンニクや納豆の匂い。

そこで、現れるべくして現れたのが「無臭タイプ」です。

臭くないニンニクの一番手は、早くも1986年に登場していました。

突然変異で匂いの減った種を改良・栽培したものです。

1990年あたりから出回っているのが、食後30分ぐらいで匂いが消えるニンニク。

食後臭の原因となる硫黄化合物を、籾殻や米ぬかの抽出成分を使って除去したものです。

一方、納豆にも匂いの控えめなタイプが登場。

バイオテクノロジーが生んだ特殊な納豆菌を使い、アンモニア臭を抑えています。

おかげで、関東に比べて納豆食べない関西でも売れ行きを伸ばしているとか。