男女の生まれる確率は季節で変わる!?
「一姫二太郎」ということわざがあります。
よく、子どもは女の子一人と男の子二人がいいという意味だと思っている人がいますが、それは間違い。
女の子の方が育てやすいので最初は女の子、親が子育てに慣れたところで、二番目に男の子を産むのがいいという先人の知恵を表しています。
しかし、一姫二太郎といっても、子どもは天からの授かりもの。
なかなか思い通りに行くものではありません。
次こそ女の子と思っているうちに男ばかり五人兄弟ということもありますし、逆もあります。
生まれてしまえば、元気な子でよかったということになるわけですが、男の子と女の子、うまく産み分けることはできないのでしょうか。
生命科学の技術が進んでいるのでできないこともないのでしょうが、自然の摂理にませるというのが医学の立場です。
そこで、自然の摂理を調べてみると、産み分けに使えそうなデータがありました。
統計によると、日本では1~4月は女の子が多く、9~11月は男の子が多く生まれています。
これは、母体が季節に反応し、卵子の成分を支配して、男子の生まれる精子を引きつけたり、女の子の静止を引きつけたりするためと考えられています。