一人でしんみり飲む酒は、ストレスを増加させる
同じ酒好きでも、その飲み方によって、体に与える影響はずい分違ってきます。
いい例が肝硬変です。
これは、酒飲みがかかりやすい怖い病気の一つですが、どちらかというと「一人酒場でむっつりと」というような、暗い酒の人に多いのです。
一人で暗く飲む酒がいけないのは、ストレスを増すだけだからです。
たとえ心の憂さを晴らすため、精神的ストレス解消のために飲むのであっても、肉体的には、酒を飲むことそのものがかなりのストレスなのです。
胃は休めないし、肝臓も疲れます。
心臓にも負担がかかります。
そこにさらにストレスを持ち込んだらどうなるか。
胃が胃液を過剰に分泌し、潰瘍になる恐れもあります。
悩みごとを引きずって飲む酒、飲みたくもない相手と飲む酒、ヤケ酒など、いやいや飲む酒は禁物。
飲むなら、楽しく、明るく飲むことです。