男性は理論的、女性は感情的の理由。
一般に男子と女性は、
【男性】 ⇒分析的、論理的、空想的、抽象的。 決断力があり、ものごとにこだわるところがある。
【女性】 ⇒即物的、現実的、感覚的、感情的。 直感力があり、ものごとにあまりこだわらずに判断するところがある。
というような違いがあるといわれます。
男性が、環境や状況の変化になかなか対応できずに孤立しがちなのに対し、女性のほうはすぐに友達をつくるなど、またたく間に順応するところがありますが、これなどは両者の特性がよく表れています。
では、どうしてこういう違いが生じるのでしょうか。
第一の理由としては、男性の使う脳が左脳に偏っていることがあげられています。
側性化というのですが、男性にはそのどちらか片方の脳に偏る性質があります。
人間社会が、論理的。分析的能力を司る左脳型の能力を重視している影響を受けて、ほとんどの男性の脳が左脳化したのだ、というのです。
女性のほうはその側性化がないので、男性よりも左脳型能力が劣ったとしても、ひらめき型の右脳型能力は優れている、というわけです。
もう一つ、女性の脳は、母親としてたくましく生きていけるようにできていることも、大きな理由であるとされています。
そのために、女性の脳は生まれつき食欲、性欲を支配し、ホルモンや自律神経の中枢である大脳辺縁系が発達しています。
その代わり男性は、思考や判断、感覚、創造、幻想などを司る大脳新皮質系への依存度を高めることになった、というのです。