緊張するとトイレが近くなるのはどうして?

大勢の人の前で話さなければならないときやテストの前など、緊張すると、なぜか何度も何度もトイレに行きたくなることがあります。

緊張がさらに緊張を呼んで、10分おきくらいに行きたくなってしまうこともあります。

なぜ、緊張するとトイレに行きたくなるのでしょうか。

実は、緊張すると脳や身体の機能がチグハグになってしまうからなのでそうです。

体には、意思と関係なく働く自律神経があります。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は体が活発に働くときに、心臓の動きを速くしたり筋肉を緊張させたりし、副交感神経は、体が休んでいるときに内臓の働きを活発にします。

普通、この交感神経と副交感神経はどちらかが働いているときにはどちらかが休んでいます。

ところが、緊張するとこのメカニズムが狂って、両方の神経が興奮してしまうのです。

交感神経が興奮すると、ドキドキして血液の循環が速くなります。

その上で、副交感神経まで興奮するので、腎臓や消化器の働きも活発になってしまい、それで、緊張するとトイレが近くなるのです。

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