疲れたとき・酔ったときに、いびきが多いのは、のどチンコのせい!?
ふだんいびきをかかない人でも、疲れたときには大きないびきをかくこともしばしば。
この原因は、のどチンコ(口蓋垂)にあります。
疲れのためにその緊張が緩み、上気道が狭められるために起こるのです。
上気道というのは、鼻から食道につながる空気の通り道のことで、ここを空気が通るときの抵抗音や摩擦音がいびきの正体。
ふだんよくいびきをかく人は、生まれつき上気道が狭いか、のどチンコが長すぎるか、または鼻の病気などで鼻水や分泌物が常にたまっているのが原因と見ていいでしょう。
また、酒を飲みすぎるといびきをかくのは、鼻腔内の毛細血管がアルコールのために充血し、上気道が狭められるからです。
いびきの予防策は、上気道が狭くならないように工夫することに尽きます。
枕をあまり高くしないことや、なるべく横向きに寝るなどして、息をするのに楽な姿勢で床に入ることがコツです。