辛いものを食べると太りにくくなる

スパイスのきいたエスニック料理や、韓国料理の主役は、何といっても唐辛子。

七味唐辛子などは、日本でもおなじみの調味料ですが、この唐辛子が肥満防止にひと役買っているといわれています。

京都大学の岩井和夫氏がマウスで実験したところ、同じ高脂肪食を毎日与えても、唐辛子の辛味の成分であるカプサイシンを加えたほうには脂肪はほとんどつかず、血清(血液に含まれる液体成分)中の脂質量も減少するという結果が得られたのです。

しかも、カプサイシンの量が多いほどその傾向が強かったといいます。

また、アメリカの調査では、肥満体の人の半分が「辛いものは嫌い」と回答したという報告もあります。

そういえば、辛いもの好きの多い韓国に肥満の人が少ないように思うのは、気のせいでしょうか。