女性に甘党が多いワケ
女性と男性のどちらに甘党が多いかといえば、断然、女性でしょう。
甘いものを前にしたときの目の輝きでわかります。
それに、男性が成人するろ甘いものに興味を示さなくなるのは一般的な傾向である、ともいわれています。
単なる甘味という味覚にどうしてこんなに男女差があるのか、その理由はわかっていません。
しかし、これには男女の性ホルモンが関係しているという研究者もいるようです。
順天堂大学の新井康充氏は、マウスによる実験で次のことを明らかにしています。
- 卵巣を取り去ったメスは甘党ではなくなる
- 同じメスに、今度は卵胞ホルモンと黄体ホルモンを注射するとまた甘党になる。
- 生まれてすぐに去勢したオスは甘党になった。
- 生後5~6日までに、オスの精巣から分泌される男性ホルモン(アンドロゲン)をメスに駐車すると甘党ではなくなった。
これらの結果からも、やはり、「甘党」と性ホルモンは関係があるようです。