傘を長持ちさせる秘密兵器は「油」
雨の多い季節に傘は必需品ですが、いつもお世話になっている傘の手入れを怠って、寿命を縮めてしまった人も多いのでは。
統計では、日本人は一人平均5本も傘を持っているそうですから、一つが駄目になっても次のものがあると思って、ついないがしろにしているのかもしれません。
傘を長持ちさせるには、まず濡れたままで傘立てにしまっておかないこと。
骨の部分が錆びてしまうからです。
だから、雨が上がった時を見計らって、干しておくことが肝心です。
ただしこの時は、取っ手を下にして広げ、必ず陰干しすること。
日が当たる場所では、傘の布が色褪せる恐れがあるからです。
また、先端の骨が集まっている場所や骨の折れ目にミシン油をたらしておくと、開き具合が良くなるだけでなく、骨そのものが長持ちします。
このとき、油のついた布で骨を軽く拭いておくとさらに良いでしょう。
ただし、このとき油が布につかないように注意すること。
あまり使わないのでシワだらけになってしまった傘は、霧吹きをかけて陰干しすると、綺麗にピンと広がります。