生き物の雑学

サルの社会にも売春がある

集団生活をするサルたちの間では、ボスの権力は人間が想像する以上に強大なもの。 何頭かいるボスの中でも序列が決まっていて、第二ボス以下は、自分より位の高いボスの前に出るとオドオドしてしまうというのですから、そのタテ社会はそうとうに厳しいに違い…

イルカが泳ぎながら眠る驚きの方法

バンドウイルカは、ほとんど眠らずに泳ぎ続けているそうです。 イルカは、はじめ陸に生息し、後に水中生活をするようになった哺乳類で、肺呼吸をします。 水面に浮かんだ状態のときか、水底に潜ったわずかな時間に少し眠るだけで、水中で眠り続けると呼吸が…

コウテイペンギンは4ヶ月間も断食をする!

ヨチヨチ歩きが何ともかわいいペンギンは、見ての通り空を飛ぶことができません。 というより、主に海の魚をエサにしている彼らは、飛ぶ必要がないのです。

犬もサルも「猫舌」

熱い食べものや飲みものが苦手な人のことを「猫舌」といいます。 猫が熱いものに弱いのはよく知られていることで、冷めない限り絶対に食べようとしないのを見て、こういわれるようになったわけです。

冬眠中のクマはオシッコをしなくても平気なのか?

クマの冬眠は、3ヶ月間にも及びます。 その間は、もちろん飲まず食わず。 けれど、実りの多い秋のうちに果実や木の実、魚、昆虫までもモリモリと食べ、皮下脂肪にして蓄えておいたから大丈夫。

兄弟殺しを黙認するワシの子育て法

多くのワシ類は、複数の卵を産むときも一度に産まず、数日ずらして産む習性があります。 そして、すべての卵を産み終える前に卵を温め始めてしまうので、当然ヒナがかえるのに若干のズレが生じます。

結婚相手を一生離さない深海魚がいる!

アンコウという魚は、頭の先に釣り竿のようなものをぶら下げていますが、あれは本当の釣り竿なのです。

海水魚を淡水に入れるとどうして死ぬのか?

もし海の魚を淡水で飼ったとしたら、死んでしまうのでしょうか? 川の魚を海に入れたらしょっぱくて参ってしまうのは何となくわかりますが、しょっぱい海水から淡水に移してあげれば、海の魚はむしろ喜ぶのでは、と思ってしまいます。

イモムシ・カタツムリ・ナメクジ・・・一番足が速いのは?

イモムシ・カタツムリ・ナメクジ。 どれものろいのはわかっていますが、あえて一番の駿足はどれなのか考えてみましょう。

魚がフグを食べたら毒にあたるの?

フグの毒、テトロドトキシンは強力です。 同量の青酸カリの600倍の強さで、わずか0.5mgあれば30人を殺せるというから恐ろしい・・・

ハヤブサの飛行速度はそんなに速くない!

大空をゆうゆうと飛びまわる鳥のスピードは、そうとうな速さに違いないと思われるかもしれません。 実際のところ、どうなのでしょう。

タイが名につく魚の9割以上は「タイ」じゃない!

祝い事に欠かせないタイは海魚の王様と言われ、日本人にはとても縁の深い魚。 タイと名のつく魚は大変多く、イシダイやブダイ、マダイなど全部で200種類以上もいます。

シャチの「音楽を聴く耳」意外なほど肥えている!

「海のギャング」と恐れられるシャチですが、意外と愛らしい一面を持っています。

ハチの体が「黄色と黒のシマシマ」なのはなぜ?

”危険”を意味する標識に黄色と黒が使われていることがありますが、自然界でも、この二色は”警告のしるし”を表しているようです。 たとえばハチ。

太古のワニは北極にもいた!?

かつて、カナダ最北端のエルズミア島でワニの化石が発掘されたことがありました。 発掘したのは、エール大学ピーボディ博物館とペンシルベニア大学古生物研究グループ。 しかし、カナダ最北端といえば北極圏です。

30℃以下だとワニの赤ちゃんはメスばかりになる!?

産婦人科によっては、産み分けの指導をしてくれるところもあるらしいのですが、基本的には男の子と女の子が産まれる確率は五分五分。 食生活などで体質を変えることによって、ある知度は操作できるという説もありますが、いずれにしても、人間の性別は受精の…

角が小さなカブトムシの生き方

大きく立派な角をもったカブトムシやクワガタムシには、子どもだけでなく、大人の男性にも多くの愛好家がいます。 ところで、カブトムシにはどうしてあんなに大きな角がついているのでしょうか。

川ウナギはみんなオス?

現在、日本で食べられるウナギのほぼ100%は養殖ものですが、これからするのは天然のウナギの話です。 天然のウナギは、海で生まれて川で育つという、サケとは逆の生き方をします。

ハエが止まった食べ物は食べる?食べない?

ハエが食べ物に止まっているのを目撃したら、どうしますか? ハエが止まったところだけ捨てたり、神経質な人なら全部捨ててしまうかもしれませんね。 何となく「汚い」イメージがあるのですが、ハエが止まったものを食べることは、本当に問題なのでしょうか?

コアラの盲腸の長さは人間の40倍!

草や葉は、繊維質に富む食べ物。 だから、消化吸収しやすくするために、草食動物の腸は植物を食べない動物に比べて長くなっています。

メスのカマキリはオスを食べるって本当?

カマキリのオスは、交尾が終わると自分の身体をメスの前に投げ出し、わざと食べられて栄養の足しにしてもらう、という話があります。 でも、本当にオスのカマキリはそんなお人好しなのでしょうか。

ドジョウはきれいな水で飼うと病気になるの?

農薬や化学肥料のせいで、すっかり姿を見せなくなった動物の代表格がドジョウ。 泥の中に潜り、汚いところでも平気で棲める、割と丈夫な魚ですが、不思議なことに汚い所にいるドジョウをきれいな水で飼うと、病気になってしまうことがあります。

天然記念物のカブトガニから薬が作られている?

瀬戸内海に生息しているカブトガニは、その名の通り、カブトのような形をした奇妙な動物で、剣のような長い尾を含めると、体長は約80センチに成長します。 カニという名前がついているものの、分類上はクモに近い節足動物です。 食用にならないばかりか、漁…

なぜフラミンゴは片足で立っている?

動物園でフラミンゴを見ると、水の中、1本足でじっと立っています。 ツルやサギなどの鳥も同じように1本足で立っていることが多いです。 どうしてそんな格好をしてるのでしょうか? 「片足ずつ立って、もう1本の足を休ませているのではないか?」 と思う人も…

パンダは他の哺乳類より指が多い?

野生のパンダの食べ物は99パーセントが竹や笹です。 1日の半分くらいは竹の葉をムシャムシャ食べています。 とくに春に出てくる筍が大好物とされています。 ただ、上野動物園に来たリンリンなどは、ごはんに卵黄をかけたミルクがゆや、トウモロコシや大豆の…

タコは自分の足を食べる?

タコの足はとても便利です。 ウツボやサメなどの天敵に襲われて足を咬みつかれたら、その足を切り離して逃げることができます。 でも、あとで切り離されたところからまた足が再生してきます。 この足が再生するとき、2本に分かれて生えることもあります。 だ…

カモシカは「シカ」の親戚ではない?

カモシカとシカは、混同されることがよくあります。 カモシカは名称に「シカ」とつきますが、実はシカの仲間ではなく、ウシの仲間です。 生物学の分類学上は、シカが偶蹄目シカ科なのに対して、カモシカは偶蹄目ウシ科カモシカ属で、ヤギと同じ仲間です。 そ…

片足を上げておしっこをするのはオス犬だけ?

散歩している犬が、電柱や立木に後ろ足の片方を上げておしっこをしているのを見ることがあるでしょう。 犬が電柱や立木におしっこをかけるのはマーキングのためといわれます。 「ここはおれの縄張りだ!」と主張するのです。 また匂いによって他の犬とコミュ…

牛は本当に赤いモノを見て怒る?

スペインの闘牛はマタドールが赤い布をヒラヒラさせて、それをめがけて牛が突進します。 「牛は赤いものを見て怒るんだよ」と教わった人も多いのではないでしょうか。 でもそれこそ真赤なウソです。 何しろ、牛の目は赤を区別できません。 世の中が白黒写真…

オランウータンにも「おやじ臭」がある?

男性が中年になってくると「おやじ臭」「加齢臭」などといわれる臭いが目立つようになります。 これに若い女性は敏感に反応することが多いです。 父親が、思春期の娘から突然「お父さん、臭いよ。」などと言われ、距離を置かれ始めたりするのはそのせいです…