体と健康の雑学

なぜヨーロッパ人はアジア人よりも酒に強い

欧米人は日本人よりアルコールに強いといわれていますが、たくさん飲めるというよりも、飲めない人がいない、飲んでもあまり悪酔いしないということのようです。 アルコールは、体内でアセトアルデヒドという有害物質に変わります。 これを分解して酢酸に変…

お酒を飲んだあとに頭痛がするのはなぜ?

酒を飲んで酔いが醒める頃、頭がズキズキと痛くなってくることがあります。 酒を飲むたびに、必ず痛くなるという人もいます。 これは、アルコールによって拡張した血管が、酔いが醒めるとまた元通りに収縮してくるためです。 しかもご丁寧なことに、鼓動に合…

二日酔いには迎え酒が効くのは麻薬が作用している!?

二日酔いには迎え酒が効くといううわさがあります。 実際、朝少し飲んだらすっきりしたという人も多いでしょう。 でもこれは、決して迎え酒が効いているわけではありません。 朝飲んだ酒が脳の中枢神経を麻痺させて気分をよくする、麻薬のような作用が働いて…

体内のニコチンは水で洗い流せる

たばこの煙に含まれる物質で人間の体に悪影響を及ぼすものは、一酸化炭素、二酸化炭素、シアン化水素といろいろありますが、その両横綱がタールとニコチンです。

たばこ4本で、1日分のビタミンCが破壊され水の泡になる。

たばこのニコチンは、多くのビタミンCを破壊します。 厚生労働省が推奨しているビタミンCの摂取量は1日100ミリグラムで、これはごく平均的な食事をしていれば、十分に摂れる量です。

気分のいいことでもストレスの原因になる!?

仕事、対人関係、通勤ラッシュ・・・私たちは、毎日さまざまなストレス因子に囲まれて生活しています。 しかし、ストレスの原因となるのは、こうした精神的、肉体的な苦痛ばかりではありません。

低血圧だから朝は弱いのはウソ!

低血圧の人はお得です。 「低血圧だから朝起きられなくて・・・」と言いわけできますから。

血圧は夏に低くなり、冬に高くなる!

健康診断の日には、高血圧と言われるのが恐ろしくて、朝からできるだけ体を動かさないようにじっとしている人もいることでしょう。

日本人の胴長短足なのは寒さに耐えるため!

100メートル競走も世界大会になると、9秒台を出さないと優勝はおろか、メダルや入賞も難しいという時代になってきました。 しかし、この華やかな新記録合戦を繰り広げているのはほとんど黒人選手や白人選手で、日本人をはじめとした黄色人種は差をつけられ…

人間は理論上、120歳まで生きられる!

平均寿命が延び、今では100歳を超えても元気なお年寄りが大勢います。 いったい人間は、何歳まで生きることができるのでしょうか。

脳の柔らかさは豆腐並み!

人間の体は、60~70%が水分でできています。 といっても、水浸しのスポンジのように均一に含まれているわけではなくそれぞれの組織や器官によって含まれる水の量は異なっています。

女性だけに立派な乳房があるのはなぜ?

これほどまでに優しげで魅力的なものはないと思える形をしている、女性の乳房。 乳房の役割とは、子に乳を含ませること。

妊婦は誰でも「つわり」があるわけでない。

ドラマなどでは、女性が吐き気を催すのが妊娠の兆候を示すお決まりのパターンになっています。 つまり、つわりを起こしたというわけです。 しかし、妊娠すれば必ずつわりが起きるわけではありませんし、ましてや吐く人も限られています。

激しい運動ほど、ダイエットの効果は出ない!

ダイエットに最もいい方法の一つに、スポーツがあります。 ところが「ずっとスポーツを続けているけれど、いっこうに体重が減らない」と嘆く人がいます。

おなかの子の性別によって母親の顔つきが変わる!

生まれる子が男か女かは気になるところ。 そのため「おなかが前につき出ると男の子」とか、「顔つきがきつくなると男の子」などと言い伝えられてきました。

緊張するとトイレが近くなるのはどうして?

大勢の人の前で話さなければならないときやテストの前など、緊張すると、なぜか何度も何度もトイレに行きたくなることがあります。 緊張がさらに緊張を呼んで、10分おきくらいに行きたくなってしまうこともあります。

精子ができる袋(陰のう)が体の中にないワケ。

野球などのボールが男の急所に当たると死ぬほど痛い・・・。 これは体験した者でないとわからないでしょう。 もちろん、弱いところだからという理由もありますが、それだけではありません。

人間の声は、いくら練習しても低音域に広がらない。

普通、私たちが出せる音域は、広い人でも2オクターブだといわれています。 ところが、オペラ歌手のようなプロには3オクターブの人はざらで、中には4オクターブ以上という音域を誇る人もいます。

産みの苦しみは今と昔ではちがう

「いくら科学や文明が進んでも、お産の苦しみは昔と変わらない」と、ある母親が言っていました。 確かに、便利で苦労のない生活ができるようになった現代にあって、産みの苦しみは、かなり耐えがたいもの。

焦げた食べ物は薬の効き目を鈍くする

たいていの薬は食後に服用と指定されていますが、問題はその食事です。 焦げたパンや魚を食べると薬が効かなくなってしまうことを、知っていましたか?

赤ちゃんはどうして、あんなに長く眠るの?

サルの子は生まれてすぐに母親の胸にしがみつき、一時も胸から離れないようにしています。 キリンもウシも、生まれて数時間で自分の足で立ち上がり、お乳を飲み始めます。 ところが、人間の子どもだけはあまり動くこともなく、起きている間におっぱいを飲ん…

動脈と静脈で血液の色が違うのはなぜ?

健康診断の血液検査で血を抜かれたとき、あまりのどす黒さにビックリしたことはありませんか。 あれは、静脈から血を採るからです。 動脈の血はもっと鮮やかな赤い色をしているので、ご安心ください。

くしゃみは「死の前兆」

急にくしゃみが出るようになると、せいぜい「風邪のひき始め」と思うぐらいで、たいして気に留めることもありません。 ところが昔は、これがとても不吉なこととして恐れられていたのです。

母乳は飲み始めと終わりで味が違う!

赤ちゃんがお乳を飲む場合、母乳を飲むときより哺乳ビンで飲むときのほうが量が多くなるといいます。 母乳の場合は必死に吸わなくはならないから、疲れるために量が制限されるのでしょうか。

胃の調子が良くないから、食欲がないのはウソ!

胃を切除すると、食欲が減ると信じている人がいます。 また、食欲不振が胃の調子のせいだと思い込んでいる人は、さらに多いようです。

人はどうして死ぬのか?

人はなぜ寿命があるのでしょうか? 昔からいわれてきたのは、寿命は人類という種の保存のために必要だというものです。 もし、寿命がなければ、人間は何年でも生きることになるわけですが、それでは世代交代がスムーズに行われません。 生物は世代交代を繰り…

ブロッコリーをよく食べる人にうつ病が少ない?

日本の高齢者には 「昔はブロッコリーなんて野菜は知らなかった」 という人も少なくないでしょう。 この野菜が日本にもたらされたのは明治以降ですが、よく消費されるようになったのは近年になってからです。 いまではブロッコリーは健康増進効果が期待され…

がん探知犬は本当にがんを発見できる?

犬は人間の100万~1億倍も嗅覚が優れているといわれています。 この能力が、古くから犯罪捜査や狩猟などで利用されてきたのはいうまでもありませんが、最近ではがんを早期に見つける手段としても注目されるようになってきました。 人間の呼気=息の臭いや尿…

あくびはどうしてうつるの?

テレビで国会中継を見ていると、あくびをしたり居眠りをしている議員の多さに唖然とすることがあります。 一般企業の会議でこんな社員がいたら、まず出世はあきらめなければならないでしょう。 あくびが出るのは、眠たいとき、退屈しているときです。 こうい…

若い人たちの間で食物繊維が不足している?

「食物繊維」とは、胃の中で消化酵素でも分解されない物質のことをいいます。 もともと食べ物の「カス」と考えられていましたが、1970年代から健康上での重要な機能性が注目され始めました。 いまや「第六の栄養素」といわれるくら大切なものとされています…