食べ物の雑学

トンカツには、なぜ千切りキャベツが必ずつくの?

今も昔も、トンカツにはキャベツがつきもの。 素人にはなかなか真似できない細切りが、多くの店で機械で行われるようになった今でも、やはりキャベツはなくてはならない存在です。 ほかの多くのつけ合わせ同様、トンカツにおけるキャベツも重要な役割を果た…

卵はとがったほうを下にすると鮮度が保てる

当たり前のことですが、卵だって呼吸をしています。 気室という空気の入った部分があり、そこを通して外界の空気を取り入れるという方法で呼吸をしています。 この気室があるのが、丸みのあるほうです。 だから、冷蔵庫の卵入れで保存するときは、とがったほ…

白ビールの原料の正体は?

「白いビール」があるのをご存じでしょうか。 名前は「ベルリーナ・ヴァイセ」と言って、ドイツで1800年代後半からつくられているものです。

二日酔いしない酒の肴の決定版!

二日酔いが怖いならそんなに飲むな、との声をごもっともだと思いつつ、つい度を越してしまう。 そんな意志の弱い飲んべえにおすすめなのが、次にあげる肴です。

魚以外のつまみも「さかな」という理由

「さかな」はもともと日本人が使っていた大和言葉で、本来は「酒に添えるもの」とう意味です。

ビールの大ビンが633ミリリットルと半端な容量の理由

さまざまな嗜好に対応して、多くの銘柄があるビールですが、相変わらずなのが大ビンの容量。 633ミリリットルと半端な数字ですが、これにはワケがあるのです。

ビールは注ぎ方でおいしさが変わる!

ヨーロッパで本場のビールを飲んできた人は、日本のビールの味にどうも納得できないものを感じるようです。

フランス人がワインを飲むのは水道水がまずいから

世界的に見ても、日本のように水道水がそのまま飲める国は珍しいとか。 硬度の高いヨーロッパの水は、そのまま飲むには苦みが強すぎるからです。

和牛と国産牛の違いとは?

当たり前の話ですが、牛には牛肉と乳牛があり、肉牛のうち最高級のものを「和牛」と銘打っています。 一方の乳牛、忘れてしまいがちだけれど、乳牛にだってオスがいるのです。

ヨーロッパで食べる日本食がおいしくないワケ

各国の水の違いは、料理法まで変えてしまいました。 素材の持ち味を生かした薄味が身上の日本料理は、やはり水のおいしさがあってこそできるもの。

ハンバーガーは「ロシア生まれ」って本当!?

「アメリカの食べものといったらハンバーガー」といわれるくらい、アメリカとハンバーガーは切っても切り離せないイメージがあるようです。 しかしこのハンバーガー、起源をたどればロシア料理が変化したもの。

肉は鮮やかな赤色のものが新鮮!とは限らない!

店頭で牛肉を選ぶとき、鮮やかな赤身の肉と、暗い赤紫の肉が並んでいたら、さて、どちらを選びますか。 鮮やかな赤身のほうが新鮮でおいしそうに見えるのですが、実は正反対。

その昔、マグロのトロは捨てられていた。

寿司の中でも特に人気で、高価なネタがトロ。 ところが、昔(とはいっても戦前あたりまで)は、マグロの本流はあくまでも赤身。 トロはマグロのゴミとされ、食べずに捨てていたというのです。

おつくり、あらい、たたき・・・刺身と何が違う?

生の肴の料理には「刺身」「おつくり」「あらい」「たたき」といろいろありますが、同じような違うような、どうも区別がはっきりつきません。 また、おなじ「たたき」でも「カツオのたたき」は火であぶりますが、「アジのたたき」は火を使わないで細かくたた…

煎茶・番茶・ほうじ茶・玉露・抹茶・・・何がちがう?

ビタミンCが豊富なことや、抗がん物質が発見されたことから見直されている日本茶ですが、さて、それぞれの葉の違いをご存じでしょうか。

そうめんと冷や麦、何がちがうの?

日本の夏に欠かせないのが、何といっても「そうめん」や「冷や麦」です。 冷ややっこやトコロテンなど涼を求める夏料理の中でも、主食格といえる食べ物で、炭水化物だから即エネルギー源にもあります。 ところで、「そうめん」と「冷や麦」の違いはなんでし…

眠いときに効くのはコーヒーよりも抹茶!?

眠け覚ましに効くものと聞いてまず思いつくのがコーヒー。 でも、本当にコーヒーがもっとも目の覚める飲みものなのでしょうか。

朝食を抜くと、かえって太るのはなぜ?

「朝食を抜いてカロリー制限しているのに、全然やせない」と言う人がよくいます。 理屈の上では一食抜いた分だけやせられそうな気がしますが、実際はそうではなく、かえって太る原因となっているのです。

痩せたい人は要注意!果物の果糖はケーキ並み!?

甘いお菓子には神経質なのに、なぜか果物となると警戒心をなくして、好き放題に食べまくる人がいます。 砂糖を使ったものより甘さが強くない、ビタミンCやミネラルが多く含まれていて健康にいい、自然の恵みだから悪いはずがない、というわけですが、そのこ…

大豆を世界に広めたのは日本!

大豆のことを「畑の肉」とも言いますが、こう名付けたのは19世紀のドイツの学者たちでした。 これには面白いエピソードがあります。

昔、納豆は豆腐、豆腐は納豆と呼ばれていた。

「五月の肩凝り納豆月」という言葉があります。 旧暦の五月といえば新暦では六月、田植えの季節です。 農家にとっては最も忙しい時期で、疲れもひとしおでしょう。

お菓子の甘さ控えめは、糖分控えめのことではない。

一般に、高級なお菓子ほど甘みが抑えられていて、砂糖の量は少ないように思えますが、それはまったくの誤解です。 砂糖の場合、甘さは必ずしもその量と比例するわけではありません。

葉野菜を水に浸すと栄養が失われる!?

ホウレンソウなど、しおれかけた葉野菜に水をかけると、シャンとしたように見えます。 いかにも野菜が息を吹き返して新鮮さを取り戻したように感じますが、実際はどうなのでしょう。

ハゲを防ぐ食べ合わせはコレ!

海藻を食べると髪が美しくなる、とは昔からよくいわれてきました。栄養学などなかった時代には、体の部分と似ているものを食べればその部分が丈夫になる、とされていたからです。 確かにノリやワカメ、ヒジキ、モズクなどの色つや、水中でゆらめくさまは、フ…

牛乳を飲むとよく眠れるって本当なの?

眠いときに眠っちゃいけないのもつらいけれど、ふとんに入ってなかなか寝つけないのも、これまた問題。 牛乳を飲めば眠れるといわれていますが、試してみたけどあまり効き目がなかった、という人も少なくありません。

薬じゃないのになぜ「薬味」と呼ぶの?

私たちは、そばやうどんを食べるときに、「薬味」と言って、ワサビやシソ、ネギ、ニラなどを添えます。 これは味を引きしめるためと、栄養的なバランスをとるための二つの役割があり、生活の知恵が生み出した習慣です。

野菜は畑の土が良いとまずくなるの?

「最近の野菜は何だか味が薄い」 とお嘆きのあなた。 昔の野菜を懐かしむようになったのは、年のせいばかりではありません。 日本の野菜の味や香り、栄養素までもが、年ごとに低下しているのは事実なのです。 その理由が、実は「畑の土地がよすぎるから」だ…

鴨南蛮の鴨は実はアヒル?

冬になると無性に食べたくなるのが「鴨南蛮」。 鴨料理はその昔、京都に都があったおかげで、関西地方によい鴨の肉が集まってきたことから、どちらかといえば関西が本場のようです。 その鴨肉が実はアヒルの肉というのは、業者にはよく知られている話です。 …

大根おろしは「ゆっくり」おろすとおいしくなる?

長野県には「ねずみ大根」と呼ばれる辛味大根があります。 小さめのサイズで、形がねずみに似ていることから、この名がつきました。 これをおろすと、強烈な辛味を発し、主にそばやうどんの薬味として使われます。 大根おろしの辛味成分である「イソチオシア…

鰹節にモーツァルトを聴かせるとおいしくなる?

人間の精神安定に音楽療法が効果的なことはよく知られています。 ことにモーツァルトの曲は効き目があるようです。 これをお酒で試した酒造会社があります。 千葉県の酒蔵寺田本家や鹿児島県の田苑酒造では工場内でスピーカーから音楽を流して、味の向上に努…